アラウーノS160のタイプ1とタイプ2の違いを調べている人の多くは、価格差に見合う機能差があるのか、リフォームでどちらを選べば後悔しないのかを知りたいはずです。
結論からいうと、従来のタイプ1は便ふたのオート開閉、便座と便ふたの電動開閉、クローズ洗浄モード、アラウーノアプリ対応が大きな特徴で、タイプ2はアラウーノS160シリーズの基本機能を備えつつ開閉やアプリ連携を省いた仕様です。
ただし、2024年9月20日にタイプ1Kが発売され、従来のタイプ1とタイプ2をそのまま横並びで選ぶ状況とは少し変わっているため、古い見積書、在庫品、展示品、中古住宅の設備説明を読むときは品番と販売時期の確認が欠かせません。
本記事では、パナソニック公式FAQや仕様情報に基づいて、タイプ1とタイプ2の機能差、価格の見方、現行タイプ1Kとの関係、リフォームで確認すべきポイントまで、購入前に迷いやすい部分を具体的に整理します。
アラウーノS160のタイプ1とタイプ2の違いは自動機能とアプリ対応
アラウーノS160のタイプ1とタイプ2の違いは、便器そのものの基本性能よりも、毎日の使い勝手を左右する自動機能とスマート機能に集約されます。
タイプ1は自動で便ふたを閉じてから洗浄するクローズ洗浄モード、便ふたのオート開閉、便座と便ふたの電動開閉、アラウーノアプリへの対応があり、手を触れる動作や閉め忘れを減らしたい家庭に向いています。
一方でタイプ2は、激落ちバブルやスゴピカ素材などS160シリーズらしい基本機能は押さえながら、便ふたや便座の開閉は手動で、アプリ連携にも対応しない仕様として理解すると選びやすくなります。
違いの全体像
まず押さえるべき結論は、タイプ1が便利機能を多く備えた上位寄りの仕様で、タイプ2が基本機能を中心にしたシンプルな仕様という関係です。
パナソニックの公式FAQでは、タイプ1はクローズ洗浄モード、オート開閉、電動開閉、アラウーノアプリを搭載し、タイプ2は基本機能を搭載して便ふたや便座が手動開閉になると案内されています。
| 比較項目 | タイプ1 | タイプ2 |
|---|---|---|
| 便ふた | オート開閉あり | 手動開閉 |
| 便座 | 電動開閉あり | 手動開閉 |
| クローズ洗浄 | 対応 | 非対応 |
| アプリ連携 | 対応 | 非対応 |
| 基本清掃機能 | 搭載 | 搭載 |
つまり、便器の汚れにくさだけで選ぶなら両者に共通する部分も多くありますが、家族がふたを閉めるか、来客時の衛生感を重視するか、スマホで設定や記録を使いたいかによって満足度が変わります。
オート開閉
タイプ1の代表的な違いは、便ふたが人の動きに合わせて自動で開閉するオート開閉に対応していることです。
トイレに入るたびに手でふたを触らなくてよいため、衛生面を気にする家庭、手荷物を持ってトイレに入ることが多い人、小さな子どもや高齢者がいる家庭では使い勝手の差を感じやすい機能です。
タイプ2は便ふたを手で開け閉めするため、操作自体は単純で故障リスクや使い方の迷いは少ない一方、ふたを開けっぱなしにしやすい家庭では便座の放熱や見た目の生活感が気になる場合があります。
オート開閉は一度慣れると日常の小さな手間を減らせる機能なので、価格だけで比較せず、家族全員が毎日何回使う設備なのかを考えて価値を判断することが大切です。
電動開閉
タイプ1は便ふただけでなく便座と便ふたの電動開閉にも対応しているため、リモコン操作で便座を上げ下げしやすい点がタイプ2との違いになります。
男性が立って使うことがある家庭では、便座を手で上げる動作が減ることで、便座まわりに触れる回数や使用後の戻し忘れを抑えやすくなります。
- 便座に直接触れにくい
- リモコン操作で上げ下げしやすい
- 戻し忘れを減らしやすい
- 来客時の見た目を整えやすい
ただし、電動開閉は便利な反面、動作速度やセンサー反応に好みが出ることもあるため、ショウルームや展示品で実際の動きを確認してから判断すると失敗を避けやすくなります。
クローズ洗浄モード
クローズ洗浄モードは、洗浄前に自動で便ふたを閉じてから水を流す機能で、タイプ1に搭載されている大きな差別化ポイントです。
水を流すときの飛沫やにおいの広がりが気になる人にとって、ふたを閉めてから流す動作が自動化されることは、単なる便利機能ではなく衛生習慣を安定させる機能として評価できます。
タイプ2でも自分で便ふたを閉じてから流せば近い使い方はできますが、毎回忘れずに行う必要があり、家族や来客まで同じ行動を徹底できるとは限りません。
特に共働き家庭、子どもがいる家庭、来客が多い家庭では、使う人によって習慣がばらつくため、クローズ洗浄モードの有無は日常のストレスを減らせるかどうかに関わります。
アラウーノアプリ
タイプ1はアラウーノアプリに対応しており、スマートフォンとの連携を使いたい人にはタイプ2より適した仕様です。
パナソニックの対応品番案内でも、Wi-Fi経由でアラウーノアプリやAiSEG2と接続できるS160シリーズはタイプ1Kとタイプ1で、タイプ2はアプリ利用やWi-Fi接続ができないと案内されています。
アプリ対応の価値は、遠隔操作そのものよりも、設定変更や使用状況の把握などをスマホで扱える点にあり、設備を細かく調整したい人ほどメリットを感じやすくなります。
反対に、トイレにスマホ連携を求めない人、アプリの初期設定やWi-Fi管理を増やしたくない人は、タイプ2のシンプルさを好む可能性もあります。
品番の見方
アラウーノS160を比較するときは、販売名だけでなく品番の先頭を確認するとタイプの違いを判別しやすくなります。
公式FAQでは、タイプ1はCH1601で始まる品番、タイプ2はCH1602で始まる品番として案内され、2024年9月20日発売の新商品はK付き品番のCH1601□Kに変更されたとされています。
| 品番の目安 | 見分け方 | 注意点 |
|---|---|---|
| CH1601 | 従来タイプ1 | 在庫や既設で見る |
| CH1602 | 従来タイプ2 | 手動開閉仕様 |
| CH1601□K | タイプ1K | 2024年発売品 |
見積書ではセット品番や排水タイプの記号が付くため一見わかりにくいことがありますが、CH1601系かCH1602系かを確認すれば、自動機能とアプリ対応の有無を大まかに判断できます。
価格の見方
タイプ1とタイプ2の違いを価格だけで判断すると、時期によって見え方が変わるため注意が必要です。
2024年8月のパナソニックニュースリリースでは、新商品のタイプ1Kは税抜259,000円、現行品として記載されたタイプ1は税抜298,000円、タイプ2は税抜259,000円と示され、オート開閉付きの仕様を従来のオート開閉なしと同価格に設定した流れが説明されています。
このため、古い比較記事や過去の見積もりではタイプ1が高くタイプ2が安いという見え方になりますが、現在検討する場合はタイプ1Kを含めた最新の販売状況で比べる必要があります。
リフォーム会社の見積もりでは本体価格だけでなく、配管部材、撤去処分、床補修、電気工事、保証内容まで含まれるため、製品グレードの差と工事総額の差を分けて確認しましょう。
基本機能
タイプ2は自動開閉やアプリ連携がないため下位に見えますが、アラウーノS160シリーズの基本清掃機能は備えている点を見落としてはいけません。
シリーズ共通の魅力として、流すたびに泡と水流で洗うバブル洗浄、水アカをはじきやすいスゴピカ素材、飛び跳ね汚れを抑えるトリプル汚れガード、汚れが入り込みにくいスキマレス設計などがあります。
- 泡洗浄による日常清掃の補助
- 有機ガラス系素材の汚れにくさ
- トビハネ汚れへの配慮
- 掃除しやすい形状
- タンクレスのすっきり感
掃除のしやすさや見た目のすっきり感を主目的にするならタイプ2でも満足できる可能性があり、ふたの自動化やスマホ連携に価値を感じるかどうかが最終判断の軸になります。
現行タイプ1K
アラウーノS160を今から検討する人は、従来のタイプ1とタイプ2だけでなく、現行のタイプ1Kを別枠で理解する必要があります。
パナソニックのニュースリリースでは、2024年9月20日にタイプ1Kを発売し、大洗浄水量を従来の5.0Lから4.8Lへ変更したこと、主力機種にオート開閉機能を標準搭載する方針が説明されています。
公式の仕様・価格ページでもタイプ1Kが中心に掲載されているため、新品で選ぶ場合はタイプ1Kの仕様を基準にし、タイプ1やタイプ2は過去モデル、在庫品、既設トイレの確認で登場しやすい名称として扱うのが現実的です。
古いカタログや販売店ページだけを見ているとラインナップの変化を見落とすため、最終的な発注前には品番、発売時期、受注可否、保証条件をリフォーム会社や販売店に確認しましょう。
毎日の使いやすさで差が出るポイント
アラウーノS160のタイプ1とタイプ2は、便器に座って用を足すという基本体験だけを見れば大きく違わないように感じるかもしれません。
しかし、トイレは家族全員が毎日複数回使う設備なので、ふたを開ける、便座を上げる、流す、ふたを閉める、設定を変えるという小さな動作が積み重なるほど満足度に差が出ます。
ここでは、便利機能が本当に必要かを判断しやすいように、家族構成、衛生習慣、スマート機能への相性という生活目線で違いを掘り下げます。
家族構成
タイプ1は、複数人でトイレを使う家庭ほどメリットを感じやすい仕様です。
子どもは便ふたを閉め忘れやすく、高齢者は立ち座りや便座の上げ下げを負担に感じることがあり、来客は家ごとのトイレ習慣に合わせにくいことがあります。
| 家庭の状況 | 相性がよい仕様 | 理由 |
|---|---|---|
| 子どもがいる | タイプ1 | 閉め忘れを減らしやすい |
| 高齢者がいる | タイプ1 | 操作負担を抑えやすい |
| 少人数で使う | タイプ2 | 手動でも管理しやすい |
| 来客が多い | タイプ1 | 衛生習慣を保ちやすい |
一人暮らしや夫婦だけで使い方が安定している家庭ならタイプ2でも困りにくい一方、使う人が多いほどタイプ1の自動化が生活のばらつきを吸収してくれます。
衛生習慣
衛生面を重視するなら、タイプ1のクローズ洗浄モードとオート開閉は比較対象として外せない機能です。
便ふたを閉めてから流すこと自体はタイプ2でも可能ですが、実際には急いでいるとき、子どもが使ったあと、来客が使ったあとなどに徹底されないことがあり、家庭内のルールだけでは限界があります。
- 流す前にふたを閉めたい
- 便ふたに触れる回数を減らしたい
- 家族の閉め忘れを減らしたい
- 来客後の不快感を抑えたい
衛生意識が高い家庭では、手動でできるかどうかより、自動で同じ動作が再現されるかどうかを重視したほうが導入後の満足度は高くなります。
スマート機能
アラウーノアプリ対応は、すべての人に必須ではありませんが、設備を自分好みに調整したい人には便利な違いです。
タイプ1はアプリやWi-Fi接続に対応する品番があり、タイプ2はアプリ利用やWi-Fi接続ができないため、後からスマホ連携を使いたくなっても本体側の仕様差を埋めることはできません。
一方で、スマホ連携をまったく使わない家庭では、アプリ対応の有無よりもリモコンの見やすさ、掃除のしやすさ、設置後の保証、価格を重視したほうが納得感があります。
スマート家電を日常的に使っている人はタイプ1、できるだけシンプルな設備にしたい人はタイプ2というように、家電への慣れ方で選ぶと判断しやすくなります。
費用で比較するときの注意点
アラウーノS160のタイプ1とタイプ2を比較するとき、最も誤解が起きやすいのが費用です。
本体の希望小売価格、販売店の値引き、工事費込み価格、在庫処分価格、現行タイプ1Kの登場による価格体系の変化が混ざると、単純にタイプ1が高い、タイプ2が安いとは言い切れなくなります。
リフォームでは便器本体以外の費用も大きいため、機能差に対する差額だけを切り出して比較する視点が必要です。
希望小売価格
希望小売価格は比較の目安になりますが、実際の支払額そのものではありません。
2024年の公式ニュースリリースでは、タイプ1Kを税抜259,000円、従来タイプ1を税抜298,000円、従来タイプ2を税抜259,000円として整理しており、タイプ1Kの登場によってオート開閉付き仕様の位置づけが変わったことが読み取れます。
| 名称 | 公式発表上の位置づけ | 価格の見方 |
|---|---|---|
| タイプ1K | 2024年発売品 | 現行検討の中心 |
| タイプ1 | 従来の上位仕様 | 旧見積もりで見る |
| タイプ2 | 従来の基本仕様 | 在庫品で見る |
古い比較表だけを見て判断すると、現在の購入条件とズレる可能性があるため、最終的には見積書に記載された品番とメーカーの現行情報を照合しましょう。
工事費込み価格
工事費込み価格は販売店やリフォーム会社によって差が出るため、タイプ1とタイプ2の製品差だけでは総額を判断できません。
既存便器の撤去、床排水か壁排水か、給水位置の調整、床クッションフロアの張り替え、コンセントの有無、廃材処分、保証年数などが総額に影響します。
- 既存便器の撤去費
- 排水位置の調整費
- 床補修や内装費
- 電源まわりの確認費
- 保証や出張費
見積もりを比較するときは、製品名だけでなく工事項目を同じ条件にそろえ、タイプ差による金額なのか現場条件による金額なのかを分けて確認することが重要です。
長期満足度
費用を抑えることだけを優先すると、導入後に自動開閉を付けておけばよかったと感じる場合があります。
トイレは短期間で買い替える設備ではないため、数万円の差があっても、毎日の開閉、流す前のふた閉め、スマホ連携の有無に価値を感じるならタイプ1系を選ぶ理由は十分あります。
一方で、手動操作に不満がなく、スマホ連携も使わず、掃除のしやすさとタンクレスの見た目を主目的にするなら、タイプ2系の考え方は合理的です。
本体価格ではなく、十年前後使う設備として一日あたりの快適性に換算すると、自分にとって必要な機能かどうかが判断しやすくなります。
リフォーム前に確認したい設置条件
アラウーノS160のタイプ1とタイプ2の違いを理解しても、実際に設置できるかどうかは別問題です。
トイレリフォームでは、排水方向、排水芯、給水位置、コンセント、室内寸法、手洗いの有無、床や壁の状態などが関わるため、機種選びと同時に現場条件を確認する必要があります。
ここを曖昧にしたまま見積もりを進めると、希望したタイプが入らない、追加工事が増える、使い勝手が思ったほど良くならないといった失敗につながります。
排水タイプ
アラウーノS160を選ぶときは、まず床排水か壁排水か、既存の排水位置が対応範囲に入るかを確認する必要があります。
同じS160でも、排水条件によって必要な配管セットや品番が変わるため、タイプ1かタイプ2かだけを見て発注すると現場で合わない可能性があります。
| 確認項目 | 見る場所 | 失敗例 |
|---|---|---|
| 排水方向 | 床または壁 | 品番違いで設置不可 |
| 排水芯 | 壁からの距離 | 追加部材が必要 |
| 給水位置 | 壁や床の配管 | 干渉や移設が発生 |
| 電源 | コンセント位置 | 延長や増設が必要 |
見積もり段階では写真だけで概算されることもありますが、正式発注前には現地調査を行い、品番と部材が現場条件に合っているかを確認してもらいましょう。
手洗い計画
タンクレストイレのアラウーノS160は、従来のタンク上手洗いがなくなるため、手洗いをどこに設けるかも同時に考える必要があります。
既存トイレにタンク上手洗いしかない場合、本体だけを交換すると手洗い動線が変わり、家族や来客が洗面所まで移動しなければならないことがあります。
- トイレ内に手洗いを付ける
- 近くの洗面台を使う
- カウンター収納と組み合わせる
- 既存配管を活用する
タイプ1とタイプ2の違いだけに目を奪われず、手洗い、収納、紙巻器、タオル掛け、掃除道具の置き場まで含めて空間全体で考えると、リフォーム後の使いやすさが高まります。
業者選び
アラウーノS160は商品知識だけでなく、現場に合わせた施工判断が満足度を左右します。
タイプ1とタイプ2、タイプ1Kの違いを説明できる業者であれば、旧品番の在庫提案なのか、現行品の提案なのか、機能差による見積もりなのかを整理してくれます。
反対に、品番の説明が曖昧なまま価格だけを強調する業者では、希望していたアプリ対応がなかった、オート開閉だと思っていたら手動だったという認識違いが起こりやすくなります。
見積書には本体品番、排水タイプ、リモコン種類、保証期間、工事項目、追加費用の条件を明記してもらい、契約前に自分でも仕様ページと照らし合わせることが大切です。
タイプ別に向いている人
アラウーノS160のタイプ1とタイプ2の違いは、単純な優劣ではなく暮らし方との相性で判断するのが正解です。
便利機能を毎日使う家庭ではタイプ1系の価値が高くなり、基本清掃機能と価格のバランスを重視する家庭ではタイプ2系の考え方が合うことがあります。
ただし、現在はタイプ1Kが現行選びの中心になっているため、従来タイプ2を検討する場合は在庫品や既設品としての比較なのか、新品発注の比較なのかを明確にしておきましょう。
タイプ1が合う人
タイプ1が合うのは、トイレの開閉や洗浄前のふた閉めをできるだけ自動化し、家族全員の使い方を安定させたい人です。
特に、便ふたを閉めない家族がいる、来客が多い、衛生面に敏感、スマホ連携を使いたい、長く使う設備だから便利機能を妥協したくないという人には向いています。
- ふたの閉め忘れが気になる
- 便座に触れる回数を減らしたい
- スマホ連携を使いたい
- 来客時の印象を整えたい
- 長期的な快適性を重視する
価格差がある場面でも、日々の小さな不満を減らせるならタイプ1系を選ぶ価値はあり、現在の新品検討ではタイプ1Kを中心に確認するとスムーズです。
タイプ2が合う人
タイプ2が合うのは、オート開閉やアプリ連携に強い必要性を感じず、S160シリーズの基本清掃機能を中心に評価したい人です。
手動でふたを閉める習慣がある家庭、使う人数が少ない家庭、スマート機能を増やしたくない家庭では、タイプ2のシンプルさがむしろ扱いやすく感じられることがあります。
| 重視すること | タイプ2との相性 | 理由 |
|---|---|---|
| 価格感 | 高い | 基本機能中心で選べる |
| 操作の単純さ | 高い | 手動開閉で迷いにくい |
| スマホ連携 | 低い | アプリ非対応 |
| 自動化 | 低い | 開閉は手動 |
ただし、現在は従来タイプ2が新規発注の中心とは限らないため、販売店からタイプ2を提案された場合は、在庫品なのか、保証や部材供給に問題がないのかを確認しましょう。
他シリーズが合う人
アラウーノS160のタイプ1とタイプ2で迷っても、求める機能によっては別シリーズを検討したほうが満足できる場合があります。
たとえば、より上質なデザインや機能を求めるならアラウーノL150シリーズ、価格を抑えつつ便器と温水洗浄便座の組み合わせを考えたいならNewアラウーノVが比較候補になります。
S160は機能と価格のバランスが良い中核モデルですが、便ふたカラーや空間演出にこだわる人、細かい快適機能を重視する人、できるだけシンプルな設備にしたい人では最適解が変わります。
タイプ1とタイプ2の違いだけで決めきれないときは、S160内の比較にこだわりすぎず、アラウーノシリーズ全体で予算、掃除性、デザイン、便利機能の優先順位を並べ直すと判断しやすくなります。
選ぶ前に押さえたい判断基準
アラウーノS160のタイプ1とタイプ2の違いは、自動機能が欲しいかどうかという一言で説明できますが、実際の購入判断ではもう少し細かく見る必要があります。
同じ機能でも、家族の人数、使う時間帯、掃除の頻度、来客の多さ、手洗い計画、予算、将来の暮らし方によって価値が変わるからです。
最後に、買う前の比較で失敗しないための判断基準を、優先順位、見積もり、確認質問の三つに分けて整理します。
優先順位
最初に決めるべきなのは、価格、掃除性、衛生感、自動化、スマート機能のどれを最も重視するかです。
すべてを同じ重要度で比べると判断がぶれやすく、少し安い見積もりを見た瞬間に本来ほしかった機能を削ってしまうことがあります。
| 優先する価値 | 選び方の目安 | 確認点 |
|---|---|---|
| 自動化 | タイプ1系 | 開閉機能の有無 |
| アプリ | タイプ1系 | 対応品番 |
| 価格 | 条件次第 | 工事込み総額 |
| 単純操作 | タイプ2系 | 手動で十分か |
迷ったときは、なくても使える機能ではなく、ないと毎日不満になりそうな機能を基準にすると、導入後の後悔を減らしやすくなります。
見積もり比較
複数社から見積もりを取る場合は、商品名だけでなく本体品番までそろえて比較することが重要です。
アラウーノS160とだけ書かれている見積書では、タイプ1系なのかタイプ2系なのか、タイプ1Kなのか、排水タイプやリモコン仕様が何なのかが読み取れない場合があります。
- 本体品番を確認する
- 排水タイプを確認する
- リモコン仕様を確認する
- 工事項目をそろえる
- 保証条件を比較する
金額だけを横並びにすると安い見積もりが魅力的に見えますが、機能や工事範囲が違えば比較にならないため、不明点は契約前に書面で確認しておきましょう。
最終質問
契約前には、販売店やリフォーム会社にいくつかの質問をして、認識違いをなくしておくと安心です。
特に、タイプ1、タイプ2、タイプ1Kという名称が混在している場合は、営業担当者の説明だけでなく、品番とメーカー情報を照合することが大切です。
確認したいのは、この見積もりの品番はCH1601系かCH1602系か、オート開閉はあるか、アラウーノアプリに対応するか、従来品か現行品か、保証はいつから何年か、追加費用が出る条件は何かという点です。
これらを契約前に確認しておけば、設置後に思っていた機能がなかったという失敗を防ぎやすくなり、価格と機能のバランスにも納得して選べます。
自動化を重視するならタイプ1系を軸に考える
アラウーノS160のタイプ1とタイプ2の違いは、便器の基本清掃性能よりも、便ふたや便座の開閉、クローズ洗浄モード、アラウーノアプリ対応といった毎日の便利機能にあります。
タイプ1は、ふたの閉め忘れを減らしたい人、手で触れる動作を減らしたい人、スマホ連携を使いたい人、家族全員の使い方を安定させたい人に向いています。
タイプ2は、手動開閉で十分と考える人、アプリ連携を必要としない人、S160シリーズの基本清掃機能を重視しつつシンプルに使いたい人に合いやすい仕様です。
ただし、現在の新品検討ではタイプ1Kの存在が重要で、従来のタイプ1やタイプ2は古い見積書、在庫品、展示品、既設トイレの説明で登場することが多いため、必ず品番と販売状況を確認しましょう。
最終的には、価格の安さだけではなく、毎日何度も使う設備として自動化にどれだけ価値を感じるか、家族がふたを閉める習慣を守れるか、長期的に不満が残らないかを基準に選ぶことが大切です。
